なら仏像館(旧帝国奈良博物館本館)特別展チケットプレゼント |
奈良国立博物館にて、
特別展
「仏像修理100年」
「至宝の仏像」
が行われます。
場所:奈良国立博物館
本館「至宝の仏像」
(なら仏像館開幕記念特別展)
東新館「仏像修理100年」(特別展)
日時:平成22年7月21日(水)~9月26日(日)
9時30分~16時30分 (日にちにより若干異なります)
休館:毎週月曜日
(ただし8月16日、9月20日は開館し、9月21日は休館)
上記の招待チケットを宿泊のお客様(先着3組ペアー、合計6名様まで)にプレゼントします。
フロントでお問い合わせ下さい。
(なお なくなり次第終了)
この展示「至宝の仏像」では 下記の当館秘像の役行者像も展示されます。
役行者尊像(湯川屋所蔵)
弘安九年(1286年)六月一八日、仏師慶俊によって作られた修験者の祖・役行者座像。
( 現在は奈良国立博物館に寄託 )
木造役行者倚像 慶俊作 総高78.0センチ 鎌倉時代 弘安九年 ( 1286 )
吉野山上の湯川屋宅に伝えられた像で、役行者像としては現存最古の在銘の基準作となる。檜材の寄木造り、彩色、彫眼の像で、頭体の根幹部を前後二材から作り、背面材は割首して内刳りを施す。胎内背面の墨書銘から、本像は弘安九年に阿闍梨「長命」が大願主となり、大仏師慶俊が制作したことが知られる。長頭巾を被り、内衣・法衣(大袖衣)に吊袈裟を前け、さらに蓑をマント状に懸けており、後世に流布する役行者像の基本的な服制を備えている。温厚な老相に表された佳品で、鎌倉期の行者像の様相を知る上で重要である。
「仏像修理100年」について
一般に国や県などの指定文化財となった仏像は、従来からの信仰の力とともに、貴重な文化遺産を守るという理想のもとで修理されています。いわゆる文化財の保存修理です。 その始まりは、古社寺保存法が制定された翌年、明治31年(1898)に遡ります。それから110年余り。このような仏像修理の歴史は「修理文化」といってよいほどに、内容が豊富です。 その中から一つの歴史を築いた修理、あるいは記憶しておくべき修理などを取り上げ、それらの修理にはどのような難しさがあったのか、修理に携わった技術者たちはそれをどのように克服したのか、 新しい修理材料はどのように改良・工夫されて使用されたのかといった観点から、およそ100年の修理の歴史を振り返ります。あわせて著名な仏像の模造作品も取り上げ、 研鑽を積み重ねてきた修理技術者たちの高い技量を紹介します。
吉野荘湯川屋公式ホームページ http://www.yukawaya.com/
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