今、日本には 安定した電力が必要です |
館主は、学生卒業後(30年以上前)、シャープ(株)のエネルギー変換研究所に所属し、通産省のNEDOが行っていた「サンシャイン計画」の中の、「アモルファス太陽電池の電力用高信頼性」についての研究をしていました。
現実的には、太陽光にアモルファス太陽電池をかざすと、エネルギー変換効率が低下する現象(S-W 効果)を、Si-H ではなく イオン結合の強い Si-F で アモルファス太陽電池を作り、変換効率を上げて、なおかつ劣化を抑えようと試みていました。
【館主が初めて作ったアモルファス太陽電池 9×9個の実験用】
東日本大震災の後、太陽光発電が脚光を浴び、売電40円であったものが、最近では32円まで下がっている。
なかなか太陽光発電は難しいものである。
(孫さんが言うほど簡単ではない)
館主のこのブログの中で、2012年 02月 25日 「エネルギーについて 考察」 を、書き込んだのが 下記です。
太陽光発電についての考察
本日 9月25日(木)の産経ニュースの記事の中で、太陽光発電(再エネ)の難しさが現実味を帯びてきた。
産経ニュースの記事
【産経ニュースの記事内容】
太陽光発電もう満パイ… 九電、再エネ受け入れ中止2014.9.25 07:00 九州電力は24日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく契約の受け付けを、九州全域で25日から中断すると発表した。発電量が天候に左右される不安定な太陽光発電が急増し、このまま受け付けを続ければ、電力需給のバランスが崩れ、大規模停電発生の恐れが高まるためだ。エリア全域で受け付けを中断するのは、大手電力会社で初めてとなる。 九電は今後数カ月で、九州で再生エネをどの程度まで受け入れられるか検討するとしている。 中断するのは、新たな契約の受け付けと、既に受け付けを済ませたが、契約には至っていない分。家庭用の10キロワット未満の太陽光などは対象外とする。 九電によると、平成26年度からFITの買い取り価格が下がったため、今年3月だけで、過去1年分に当たる約7万件の申し込みが殺到した。 九州7県の平成26年4月末の太陽光と風力発電の導入実績は出力ベースで計340万キロワット。九電は32年度までに700万キロワットの導入を見込んでいたが、現在、再生エネは契約申し込みの段階で出力1260万キロワットに達したという。 仮に全てが発電すると、太陽光の発電効率が高まる初夏の晴れ間など、瞬間的に消費量を上回る電力が、送電網に流れ込みかねない。 需給バランスの崩壊は周波数の乱れを招く。九電は既存の火力発電の出力抑制などで対応するが、周波数が乱高下すれば、半導体など精密機械の生産現場では不良品が続出することになる。そればかりでなく、発電所の発電機に負荷を与え、連続的な大規模停電(ブラックアウト)さえ引き起こす事態となる。 新規受け入れの中止は、再生可能エネルギーが原発の代替電源となり得ないことに加え、民主党政権が導入したFITの欠陥をあらわにしたといえる。
【ここまで】
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